消防車ダブルキャビンの後ろ席は延長しているので
腐食が激しいです。
穴あき部分は鉄板を敷きます。
画像ではボルトで留めていますが鉄板を置いておくだけでも
LINE-Xを塗ってしまえばずれることもありません。
横の曲線部分は鉄板での製作は難しいですね。
当社ではFRPのマットをＵＶコーティングの原液に浸し
ボディに貼り付けメタルハライドランプで強制硬化させます。
ＦＲＰマットは数秒で完全硬化します。直ぐに成形してパテを薄く塗り
ざっくりと成形します。あとはLINE-Xで閉じます。



このUVFRPとLINE-Xのハイブリット工法で施工すると
鉄板溶接～錆止め～パテ処理～サフェーサー～色塗り～クリアー～磨き
と言う工程を
鉄板置くだけ～ＵＶＦＲＰ～ＵＶパテ～LINE-X
と言う工程に短縮され、UVもLINE-Xも数秒で硬化する特性を利用すると
１０日～１４日ほどかかっていた腐食修理はわずか１日で施工可能となります。
１日のクイック修理ですが耐薬品、耐摩耗、耐防錆、滑り止め等
通常の板金修理よりも遥かに強靭化されます。

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施工前です
代車の無い消防車輌は出来るだけ早く署に納車して欲しいとの事で
開発したハイブリット工法なのです。